「過去の自分」と比べることが大切!
「過去の自分」と比べて成長していればOK!
「食」という漢字は、「人」が「良」くなると書きますね。
一日に一つずつできることが増えていく「成長」が「良くなる」ということかもしれません。
「得」という字は、「人々よ 日に 一寸(ちょっとずつ)」と書くように、
今まで出来なかったことが、一つまた一つとできるようになっていくことが「幸せ」を「得る」道のりなんでしょうね。
学習面では、「読めなかった漢字が読めるようになった」「数学の問題が解けるようになった」
「英語が聞き取れるようになった」などが分かりやすい成長です。
この時に「過去の自分」と比べることが大切だと教育界ではよく言われます。
学校の授業は、常に進んでいきますので、生徒の成長のスピードが授業のスピードについていけない場合も当然出てきます。
あくまでも成長とは、その生徒が、1年前と比べて、読める漢字が増えたかどうか、
足し算、引き算のスピードが速くなったかどうかで見ていくものだと言われます。
「過去の自分」と比べて成長していればOK!
他人と比べない
実は、長女は小学2年生ですが、とにかく文章・漢字が読めないために、
小学校ではテストの時に先生が長女を別室に連れて行って、問題文を読んで説明を特別にしてくれています。
(長女の他に、もう一人文章の読めない子がいて「〇〇ちゃんと一緒に先生に問題を読んでもらったよ~」とニコニコしながら家で話してくれます)
それでも、1年前に比べれば、ひらがなが書けるようになったり、漢字も書き順は、びっくりするような書き方ですが、形は何とか漢字になるようになっています(笑)
「うちの子は、1年遅れでちょうどいいかもしれないね」と思っています。
それが2年遅れ、3年遅れという場合も出てくると思いますが、
出来ることが確実に一寸(ちょっと)ずつでも増えていれば成長をしている!
これは、学習面だけではなく、長女でいえば
「ユーチューバーになる!」と言って、「動画を撮って~!」とノリノリでスライム作りの実況をしたり、マカロンを作ったり、、
玉子焼きを作る時は「砂糖はこれぐらい入れると、美味しいですよ~」と料理研究家みたいにカメラに向かって話したりしてます。
長女は、同世代の女の子のユーチューブを見て、「これがしたい!」というものを次々チャレンジするので、
用意するこちらは楽しみながら一緒に「成長」しています。
もし長女がいなければ、マカロンは作らなかっただろうな、と思います(笑)
できることが増えるとは?
私は子供のころ、大阪の母の実家に阪急電車と地下鉄を乗り継いで行くのが楽しみでしたが、
大阪駅での乗り換えは、小学生の私には「絶対迷子になる」と思ったものでした。
中学生になり、大阪まで一人で電車を乗り換えながら行けるようになったり、高校生でJRの時刻表が読めるようになり
「青春18切符」で大学時代は、東北・関東・九州へと旅をしたことを思い出します。
大学時代の友人に、シルクロードを一人旅をした人がいましたが、「自分にはできないなあ」と思ったものでした。
中学の頃からJRの時刻表が読めて、青春18切符で旅をするなら、それは大きな成長でしょうね!
子どもには「成長」をついつい期待してしまうものですが、
「毎日同じことの繰り返しだなあ~」と思う大人は、成長していないからかもしれませんね。
今まで作ったことのない料理を作ってみたり、子どもとトランプ遊びを工夫して楽しんでみたり、
筋トレを始めてみたり、体幹トレーニングの新しいメニューに挑戦したり、
家にいながら「成長」できる工夫をしている姿を子供に見せることを楽しんでみるのもいいかもしれませんね(^^♪