人間の脳は、もともと三日坊主
人間の脳は、もともと三日坊主
※教育書「子どもが勉強にハマる脳の作り方」より抜粋
「よし!やるぞ!」と思った時が、「ドーパミン」(脳内物質:ヤル気を引き起こす)の分泌のピークで、あとは次第に低下していき、
分泌量は3日後には、かなり少なくなるそうです。
脳科学的に「三日坊主」は証明されていたんですね(笑)
「この服、欲しい!」と思った時がピークで、後日その服を買いに行くと、それほど「トキメキ」がないことも今までありました(^-^;
次に「三日坊主克服法」について主なものを三つ!
【1つ目】まず、「三日続いたことがスゴイ!」と認めてあげる。
一日でやめずに、三日も続いた(^^)/
【2つ目】子どもは場所にハマる
自宅では、テレビ、ゲーム、スマホ、マンガなど誘惑が多いです。
「ここに来たら勉強する」という「環境」を大切にする。
図書館を利用するのも、「場所にハマる」一つの工夫ですね。
(参考)
高校生で、難関私立大学を目指している学生で、TERAKOYAに来るときに「スマホ」を持ってこない人がいます。
「ここに来ている2時間は、勉強に集中するために、家にスマホを置いてきています!」と(^^)/
心理学の実験で
1:「スマホを目に見えるところに置いて勉強している人」(もちろん勉強中はスマホを見ません)
2:「スマホをカバンの中に入れて、いつでも取り出せる場所に入れて勉強している人」(もちろん勉強中はスマホを見ません)
3:「誰かにスマホを預けて、勉強が終わるまでスマホが見られない人」の脳の活性化を調べたところ、
ダントツで3番目の人が「勉強脳」になっていたというものがあります。
たとえスマホを見なくても、「目に見える場所」にあったり、「目に見えなくても、いつでも取り出せる場所」にあるだけで、スマホに意識がいってしまうようです。
【3つ目】勉強する「環境」に身を置いたら、ささやかな達成感が感じられるものに取り組み、「脳が勝手に集中モードへ移行する」ようにもっていく。
TERAKOYAでは、英単語アプリで選択肢問題を気軽にゲーム感覚でチャレンジしてもらったり、100マス計算などシンプルな計算をタイムを計ってウォーミングアップしたり、
漢字パズルや数字パズルで脳トレをしています。
「勉強しても成績が上がらない。だから勉強する気が起きない」の悪循環を断ち切る方法。
・「待てる心」を育てることが、悪循環を断ち切る時に大切と脳科学的な立場から書かれています。
「勉強がよくできる子」は「成績が上がらなくても、結果を待てる子」と言われます。
普通は「こんなに頑張ったのに出来なかった・・・」とヤル気を失ってしまいますが、
「待てる心」が育っていると
「次は、大丈夫!」と結果が出るまで、自分を励ましてチャレンジを続けられる。
「この調子でいけば、大丈夫!そのうち結果がついてくる」と安心を感じられると「セロトニン」(脳内物質)が分泌され「待てる心」を育んでくれます。
この「セロトニン」の役割を引き出すためには、まわりのサポートも必要ですから、
「このままじゃダメだよ」と叱咤激励する場合も時には必要でしょうが、そればかりだと、不安ばかりを感じてしまい逆効果になることも多いといわれます。
「勉強するための居心地のいい場所」を整えて、
「バランスのいい食事」に気をつけて、
「適度な運動や充分な睡眠」がとれるようにして
「あたたかい言葉をかけていく」日々の積み重ねで「待てる心」が育っていきます(^^)/