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娘からの最高のプレゼント!

 
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保育園の年長の娘を迎えにいって、カキ氷をつくってから仕事の準備をしていると、カキ氷を食べ終わった長女が机にむかって

「さやちゃん、今から、おてがみかくね!」と言って、えんぴつを持って、しゃべりながら書き始めたんです。

 

「ママは、さやちゃんといっしょに 

 ごはんをつくってくれます。

 ありがとう!

 いつもニコニコ えがおの パパとママは

 さやちゃんを うんでくれました!

 うれしかったです」

 

5歳で、ひらがなは、まだ書けなくて、

文字といっても記号みたいなものばかりですが

声に出してくれた内容に、熱いものがこみあげてきました!

どんなものよりも最高のプレゼントでした!

言葉って、すごいですね(^o^)

 

無財の七施

仏教では、お金やものが無くても、相手を幸せにする施し(布施)が七つあると教えられています。

その中に、相手を幸せにする言葉をかけることを

「言辞施(ごんじせ)」と教えられているのですが、それを、娘から、教えられた思いです。

 

ちなみに、「和顔愛語」という言葉を、聞かれることがあると思いますが、

これは、「大無量寿経」という経典の言葉で、

仏教由来の深い意味を持つものなんですね。

 

和顔とは、ニコニコ笑顔で、常におだやかな表情でいる。

決して、怒りの表情を表さない。

愛語とは、やさしい言葉、相手の心に明かりを灯すあたたかい言葉をかけ続ける。

決して、怒鳴ったり、相手を傷つけるようなことを言わない。

 

これって、実際にやろうとすると難しくないですか!?

時々なら、和顔愛語につとめられそうですが、

常に、それをやり続ける、というのが、まさに修行そのもの。

 

実は、大無量寿経の経典の中に、

仏のさとりを開こうと、菩薩が修行している時に、

常に和顔愛語につとめていたと教えられているのです。

 

※仏教のことを、書き始めると止まらなくなるのですが、

仏様と菩薩の違いは、ご存知でしょうか。

私自身、寺院に生まれたものの、仏教の勉強を本格的に始めるまでは、

仏さまも菩薩も同じぐらいに思っていましたので、情けない限りです。

 

仏さまは、仏の覚りをひらかれた方で、

覚りといっても

低い覚りから高い覚りまで、52の位があるんです。

その最高の52の位を仏覚(ぶっかく)、仏の覚りといい、

この地球上で仏の覚りを開かれたのは、

お釈迦様、ただお一人です。

 

その仏の覚りを開こうと、修行しているのが、菩薩と言われる方ですから、

仏さまのほうが、菩薩よりも、上なんです。

 

例えるなら、仏さまは、医師、

菩薩は、医師になろうと医学部に通っている学生にあたるでしょうか。

菩薩で有名なのは、弥勒菩薩や観音菩薩、文殊菩薩ですね。

ここまで※

 

和顔愛語につとめることが、日常生活の中で、身近にできる修行ということで、

比叡山や高野山など山に入らなくても、修行はできるんですね。

娘に教えられました(*^^*)

 

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