無理やりでもほめてみる!
無理やりでもほめてみる!
最近読んだビジネス書の中から紹介してみます(^^)/
ある経営者が「社員がすぐにやめて、続かない・・・。叱るばかりではいけないと分かるんですが、どうしてもほめられなくて・・・」と相談にきます。
「どんな小さなことでもいいので、スタッフのいいところを10個あげてみましょう!」と始めてみると
・「自信をもって仕事をしています」と無理やりでもほめたあとに
「でも、プライドが高くて人のアドバイスを聞かないんです」と続けてしまう。
・「仕事が丁寧です」と無理に見つけてほめても
「丁寧にするポイントが、いつもズレているんですよね・・・」と言ってしまう。
・「お客さまへの対応が親切」とひねりだした長所も
「仕事の優先順位を考えずにしてしまうので、周りが迷惑しているんです・・・」と否定的な言葉が必ず続きます。
いつも社員に対して、「ダメだしばかりしている様子」が伝わってくるようなやりとりから始まります(-_-;)
ユニークなたとえ
「自分のまわりには、ロクな人間が集まらないといっている経営者がいるだろう。
あれは、自分のことを『うんこちゃん』と言っているのと同じで、自分が『うんこちゃん』だからハエみたいな人ばかりが集まるんだよ。
人のことを悪く言うのは、自分のことを悪くいうのと同じで、とても恥ずかしいことなんだよ。
自分が花になれば、蝶々のような人が集まってくるよ。
自分のまわりに集まる人は、実は自分が決めているんだよね」
「毒を吐く」
人を悪く言い続けることを「毒を吐く」って言われることがありますよね。
「毒」や「臭気」を出し続けると、「毒」によってまわりの人をダメにしてしまい、「臭気」によってハエを集めてしまう・・・。
自分が「花」になってみる(親子編)
・インパクトがありすぎるかもしれませんが、
いじめなどで自殺を考えたことのある子どもが、
「自殺を思いとどまった理由」のダントツ1位は
「可愛がってくれたお母さんに申し訳がないから」です。
・「お母さんは、あんたが元気ならいいんだよ!」
・「どんなことがあってもお母さんは、あなたの見方だよ」
★「ほめる」ことから話がはじまりましたが、
子どもにとって一番聞きたい「花」にあたる言葉は、生きる力を与えてくれる一言から伝わる親の思いなのかもしれませんね。