「子供とメディア」興味深い講演内容を紹介!
子供とメディア
先日、娘の通う保育園で「子供とメディア」についての講演がありました。
長年、子供とメディアについて研究している大学の先生を招待して
約2時間の講演で、学びがたくさんありました!
特に印象に残ったのが、(ある意味、衝撃でした)
子供が、スマホやニンテンドーDSなどでゲームを50分すると
覚醒剤を静脈注射した時と同じぐらいの興奮状態になり、
寝る前にゲームをすると、寝付きが悪くなる。
もちろん、子供に限らず、大人も同じような興奮状態になるでしょうね。
よく徹夜でゲームをした、という友達がいましたが、
ヒロポン(覚醒剤:疲労がポンと飛ぶ)を注射したような状態ですから、
徹夜も平気になるのが納得です。
そんな状態になるのは、どうもパソコンやスマホ、ゲーム機のブルーライトの影響が
大きいようです。(そんな内容だったと思います・・・)
また、スマホゲームの幼児期の弊害として、
指先を動かすだけで、過度な反応(幼児にとって)が起きて、子供は、ある意味、
中毒にかかったように指先でゲームをし続けてしまう。
(スマホを子守代わりにできる、いろんなアプリがありますよね)
幼児にとって、適度な反応として、先生が挙げられていた例は、
ティッシュを箱から空になるまで出し続ける、というものでした。
一枚、一枚、引っ張り出すことによって、ささやかな達成感が幼児にはある。
これぐらいが幼児にとっての適切な反応とのこと。
(小学生が、これで満足していたら心配ですが、幼児期には
石を側溝の穴に落として楽しむぐらいの反応がちょうどいいらしい)
幼児用スマホゲームのように指先を少し動かすだけで、
過度な反応が起きる現象になれてしまうと、
虚脱感、無気力になるという弊害が起きる心配があるというものでした。
参考書籍
結論だけになりますが、あるデータでは、
スマホゲーム(LINEなどを含む)をやめるだけで
偏差値が10アップする、という上記の書籍が講演でも紹介されていました。
スマホは、現代社会にあって、必要不可欠なものになっていると思われていますが、
スマホを持っていなかったら、生活していけなくなるか、
というとそうとも言えない面もありますよね。
また、ビデオに子守をさせる例も、講演で紹介されていましたが、
結論として、ビデオは、一方通行で、対話にはならないので、
自分が大切にされているという思い(自己肯定感)を育むことにはならない、というものでした。
また、ビデオでは、会話をして、共感してもらうことや友達と遊びながら、
人の気持を感じ取ったり、秩序やルールを身につけるといったことも育たないので、
ビデオやテレビだけに任せっきりの子育ての弊害は大きいとのこと。
「いつでも気がついたときに、 やり直せば、
少々時間はかかっても、
必ず取り戻すことができるのです」
よく読んでいる「子育てハッピーアドバイス」シリーズの一節です。
子育ても日々、勉強ですね(^o^)
★★★★★おススメ書籍★★★★★