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ヘルプとサポートの違い

 
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ヘルプとサポートの違い

 

『ある人に魚を一匹与えれば、その人は一日食える。
魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える。』
(中国のことわざ)

「飢えに苦しんでいる人に
魚を釣ってあげますか、それとも
魚の釣り方を教えてあげますか?」

「人」としてどうあるべきか、を考える時
「魚を釣ってあげることも大切になる」ことはもちろんありますね。

教育論として

この問いが取り上げられる時、
中国のことわざではありませんが、
「魚の釣り方を教えてあげる」が答えとされます・

釣りをしたことのない人に、
釣りの基本を教えて、一日に一匹でも魚が釣れるようになると生きていけますし、
「魚を釣るっておもしろい!」と意欲がわいてくるでしょうから、
釣りの技術を自ら磨いていき、たくさん釣った魚を売ってそれを商売にしたり、
釣った魚を料理して出せば料亭を開くこともあるでしょう。
魚つりの教室を始める人もでてくれば、大マグロを釣りあげて、一攫千金をつかむこともあるかもしれませんね。

ヘルプとは、飢えに苦しむ人に、魚を一匹釣ってあげることですが、
サポートは、魚の釣り方を教えてあげることになります。

サポートをすることで、一匹の魚を釣れるようになった人の可能性はどんどん広がっていきますね(^^)/

教育論としてのサポートは
数学なら「四則演算ができるようになること」が「一匹の魚が釣れるようになること」にあたります。

数学は、文字式や平方根、確率や三角関数、微分、積分、ベクトルなど新たな計算ルールが出てきますが、
計算していることは「たし算、ひき算、かけ算、わり算」だけです。

「数学っておもしろい!」と意欲がわいてくれば、魚つりのように自ら技術を磨いていきます。

「英語って、話せるようになるとおもしろい!」とスイッチが入る人もいるでしょうし、
「ピアノが楽しくて仕方がない!」と習い事(書道やそろばん等)やスポーツ(サッカー・バスケなど)に夢中になることもあります!

日本の教育制度として、英・国・数・社・理の主要5教科を中心に体育、技術・家庭・美術・音楽の副教科を学習しますが、
DX社会(デジタル社会)と言われるようになり、プログラマーの育成が急務といわれながら、
現在の教育制度の中では、まだまだプログラミングには、時間がかけられていませんね(T_T)
社会・理科・プログラミングを選択科目制にして、関心のある子どもは、どんどんプログラマーを目指していくのも大切なことのように感じます。
(インドは、理数強化、IT教育推進が特徴で、インド人のプログラマーは優秀と世界的にいわれて久しいですね)

その子が夢中になれること、サポートしてもらうことで、自ら技術を磨いていくことができる分野が一つ見つかれば、生きていける!

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